研究助成募集要領
（2024年度）
（１）研究助成対象者
申請者は日本国内の機関に所属する日本人研究者であり、誕生日が1975年4月1日以降の方に限ります。
申請者は、独立した研究室を主宰していること、あるいは自ら発案した研究テーマに挑戦することができる研究環境にあって当財団の研究助成金を自由に活用できることが求められます。
また申請者は、2022年4月から2025年3月末までの３年間で他からの公的助成（科学研究費等で申請者が自由に活用できる研究資金）の直接経費が、合計2,000万円以下の方に限ります。
なお、助成の重複を避けるため、当財団より2020年4月以降に助成を受けた方については、再度の申請を認めません。
（２）研究助成対象課題
ライフサイエンスに関する研究課題とします。
（３）研究助成額
総額で1,500万円とします。１件につき100万円を基本としますが、下記の選考委員会において、提案内容が優れ研究目的を遂行する上でより多くの支援が必要と判断された課題については、総額の範囲内で1件につき200万円とします。
（４）応募方法
所定の申請用紙に必要事項を記入の上、提出して下さい。
〔注１〕申請者が所属している機関の長（大学学部では学部長、大学院では科長、大学付置研究所・国公立試験研究機関等ではその長、もしくはそれに相当する者）の承諾を受けて下さい。
〔注２〕申請書６頁の「所属機関長の承諾書」では、所属機関名、機関長の役職名を明記のうえ、機関長自筆の署名をいただいて下さい。
申請書は原本１部とそのコピー４部を提出して下さい。
また、申請書ファイル（Word）をCD-ROMまたはUSBメモリで提出して下さい。
【送り先】〒102-0083
東京都千代田区麹町2-12-1-702
ライフサイエンス振興財団
TEL 03-3265-2641
(できれば レターパックライトか普通郵便など、ポストに直接投函される郵送形態でお願いします)
（５）選考方法
当財団では、有識者による選考委員会を設置し、同委員会において、新たに国内で独立的な立場になったり直近に外国から帰国したりした研究者などで、新たな研究環境の整備に資金が必要な研究者を支援するという視点に重点を置き、厳正に選考を行います。また、多様性確保の観点から女性研究者を支援するという視点にも重点を置きます。
なお、以下の事項について、申請者に直接連絡を取り、確認する場合があります。
- 申請者が独立した研究室を主宰しているか否か、または自ら発案した研究テーマに挑戦できる研究環境にあるか否か。
- 申請者に対する他からの公的助成の直接経費が、ここ3年間（2022年4月から2025年3月末まで）で、合計2,000万円以下であるか否か。
（６）募集期日
募集の期間は2024年7月1日から受け付け、9月15日必着とします。
（７）助成対象者の決定
助成対象者への決定内示を2025年1月までに行います。
助成対象者による研究発表会をオンラインで開催します（2025年3月頃に開催予定）。
その後、所要の手続きを経て、助成金を送付いたします。
（８）報告の義務
研究終了後、３ヶ月以内に「研究実施概況報告書」をWordファイルで提出して下さい。ただし、細目又は資料等の添付については自由とします。また、研究成果については当財団として公表し、当財団主催のシンポジウムなどで報告して頂くことがあります。